
なぜ工業用の焼成機械で円形の赤外線ヒーターが使われるのか
ほとんどのオーブンは、単に空気を温めてみるだけです。問題は、空気の伝熱速度が遅いことです。プロのベーカリーで働く場合、待っている余裕はありません。そのため、私たちは円形の赤外線ヒーターを使用するのです。空気を温める代わりに、エネルギーを直接製品に送り込むのです。これにより、迅速かつ効率的に加熱が行えます。
実際の動作原理
太陽のことを思い浮かべてみてください。空気が冷たくても、肌には熱が感じられます。私たちの円形ヒーターも同じ原理で動作します。石英管を利用して、エネルギーの波を直接パンの表面に送り込むのです。これにより、完璧な黄金色の焼き上がりが得られ、人々がそのパンを買いたくなるような仕上がりになります。また、パンの内部が乾燥してしまうこともありません。重要なのは、部屋全体を暖めるのではなく、必要な場所だけを正確に温めることです。
設計上のポイント
私たちは、高純度の石英ガラスを使用しています。これにより、一日中何度も電源を入れたり切ったりしても、ガラスが割れることはありません。円形にする理由は簡単です。それは、「低温部分がない」からです。焼き上がったパンの中に3つ焼けすぎているものと5つ生焼けのものがあるのは最悪の状況です。また、ワット数についても注意が必要です。チェンバーのサイズに合った出力でなければなりません。ワット数が高すぎると、熱密度が高くなりますが、十分な換気や断熱がなければ、フィラメントが壊れたり、ハウジングが変形したりします。バランスを取ることが重要です。
設置とメンテナンス
私たちは、これらのヒーターを「そのまま取り付けられる」ように設計しました。接続部品も標準的なものを使用しているので、店舗で配線の調整に時間を費やす必要はありません。ただ挿せばすぐに使えます。メンテナンスに関しては、一つだけ大事なルールがあります。「絶対に素手で石英管に触れないこと」です。一見奇妙に思えますが、皮膚から出る油分がガラス上に小さな熱点を作ります。その熱点が原因で、最終的にガラスが破損してしまいます。清掃する際は、乾いた布を使ってください。ガラスを清潔に保てば、ヒーターの寿命も長くなり、毎回均一な焼き上がりが得られます。